議事録作成、管理に時間を取られていませんか?
『One Minutes(ワンミニッツ)』が「誰もがラクに作れる議事録」から働き方をサポートします。
One Minutesを実際にご利用いただいているお客さまにお話をお聞きし、ご活用方法や、どんな方にとって使いやすいのかなど、シリーズで詳しくご紹介していきます。
「議事録ツールってどういう人が使ってるの?」「どう活用するの?」と疑問に思われる方、議事録管理をラクにするヒントをお求めの方、サービス導入をご検討中の方のご参考になれば幸いです。
User Story 第四回は小林 令さんにお話をお聞きします。
小林令 Rei Kobayashi
株式会社IGLOOO 代表取締役
一般社団法人スタートアップスタジオ協会 関西地区 エバンジェリスト
Facebook:https://www.facebook.com/ray.cova
日本の観光地の魅力を世界へ届ける架け橋『IGLOOO(イグルー)』
本日はよろしくお願いします。
まずはIGLOOOさんのことを教えてください。どのような事業をされていますか?
「人の行き来・文化交流から生まれる地球規模での思い出や感動づくりをできる世界一の会社」
をビジョンに掲げ、日本の地域と海外の架け橋になるための事業を創出することをミッションに、インバウンドのマーケティング・プロモーション支援をメインに活動しています。
海外向けに魅力を伝えるお手伝いをされるのですね。IGLOOOさんにご依頼される方はどんな方が多いですか?
全国の行政機関、自治体、観光協会などがほとんどです。
そういうお客さまはどうやってIGLOOOさんにアクセスして来られるのでしょうか
起業当初は僕が47都道府県を営業周りしていました。
片っ端から飛び込むって感じの。
1年間で日本を2周半ぐらいしたと思います。
想像以上に地道な営業活動から始まっていたのですね!
小林さんは元々営業職だったのですか?
2015年に起業するまでは広告業界に長くいて、営業やプランナーなど営業に近い仕事をずっとやってきました。
逆に言うと営業しかできないので、僕が仕事を受注するところまでやって、あとはスタッフにバトンタッチという役割分担でやって来ました。
小林さんが取って来た仕事を社内でしっかり回してくれる仕組みが整ってるってことですね。信頼してポンと任せられる仕組みと人員がいるっていうのは素晴らしいことですよね。
そうですね、なので安心して取りに行けるっていう。
競合との違いや、IGLOOOさんならではの強みなどはどんなところでしょうか。
欧米向け、中東向けに強いところです。
インバウンド業界も細かくて、例えば中国、台湾、韓国、シンガポール向けなどは多数あるのですが、うちは欧米向け、中東向けに強く、欧米、中東から日本に呼び込みたいときにうちの会社の名前を挙げてもらえるようになってきました。
「欧米、中東向けに強いIGLOOO」と認知が広がっているのですね。
他の自治体で取り組んだ実績があれば、次の仕事につながりやすそうですよね。
自治体って前例主義なので、実績があるないで全然違ってきます。
そうして実績を積んで、少しずつ認知度を上げて来た感じです。
行政機関の仕事は『文書主義』。議事録に求められる正確さと説得力
自治体ならではのむずかしさなどはありますか?
自治体の仕事は受注するまでもむずかしいですが、受注してからのほうがもっとむずかしいんです。
税金を使って取り組む事業は、当然ですが本当にきびしくて。
とにかく『文書主義』で、事業がきちんと計画通りに進んでいるかの記録をしっかりとした議事録に残す必要があります。
数年後に担当者が変わるということもよくあるので、正確に引き継ぎができるように、何があったかわかるように、話し合うたびに正確に記録し提出します。
なるほど。自治体のお金の使い方について世間から「おかしくない?」という声が上がって話題になったりしていますね。
僕たちは今のところありませんが、額の大きな取り組みなどでたまに見かけますね。
IGLOOOさんが自治体の仕事を受注し続けておられるということは、そのあたりの『文書主義』の対応の信頼もあるのかもしれませんね。
行政ならではの似た部分というか、リスクヘッジや利害関係への理解、「こういうご提案だと話が通りやすい」というポイントを押さえるなどコツみたいなものはあるかもしれません。
担当者が何も知らない上長へ報告する際にも、これを見せれば何を行うかわかる!という、正確かつ説得力を持った資料であったり。
行政組織ならではの手続きの複雑さや内部事情に理解が深いというのはきっと助かりますね。
特に民間企業と違うなと思うところはどんなところでしょうか。
スピード感でしょうか。
民間の仕事をすると違いに戸惑います。
そんなに違いますか?
民間企業のほうが結果を求めるのが早いためフレキシブルで、スピード感を持って柔軟に変えてくれたりするのですが、自治体はもうすべてが文書主義。速さよりも契約書に書いてある通り正確に遂行することを求められます。
極端な話、契約書に書いてあることが一文字でも達成されなかったら『契約不履行』となり支払われない可能性があるため常にヒヤヒヤしています。
それはヒヤヒヤ…
メンタルの強さが求められますね…
死ななければいいかなって感じで(笑)
(死ななければ… どこかでも聞いたな)
音声書き起こし機能の活用で、全員が議論に参加できるように
そんなにシビアに求められる議事録を、今までどうやって取られていましたか?
元々すごいアナログで、まず議事録役を1人置いて、会議で喋っていることバーっと記録していく感じでやっていました。
ただどうしても抜け漏れが出てしまいます。
議事録役は社歴の短い人になることが多いのですが、そもそも話してる内容をしっかり理解できていないケースも多く、大事な記録が漏れていることもありました。
なるほど。
どこが重要で何をどんな風にピックアップするかって、話の内容に深い理解がないとむずかしいかもしれませんね。
社歴が長い人でも、議事録役になると書くことに必死になってしまって会議の内容がちゃんと頭に入ってこないこともあったり。
「私今日議事録取ります」ってなったら、記録以外のことはしなくていいみたいになりがちですよね。
One Minutesを導入されて、その辺りに変化はありましたか?
もう一瞬で文字起こしが出てきてくれるため、議事録に必死にならず出席者全員がきちんと会議の内容を理解して、発言できるようになったのは非常に大きい進歩だと思います。
小林さん自身の効率も上がりましたか?
はい。
僕は喋りながら議事録を取るような器用さがないので、議事録を取ってくれる人がいないミーティングだと本当に不安でした。自分が話したことを結構忘れちゃったりするんです…。ミーティングが終わったあと、やるべきことが6個あったら4つを覚えてて2つ忘れちゃうとか。
その点One Minutesを使えば一旦何を話したかすぐに思い返せるため、意思決定が早くなったりとか。
すぐに確認できるのが、良いと思うところです。
スタッフさんも便利に利用されていますか?
みんな「ラクになった」と言っています。
議事録って苦手な人が多いので、バーっとメモったことを自分なりに解釈して整えて議事録作って、としていたら見せてもらえるのが次の日になることも多かったのですが、One Minutesだと早ければ30分以内には議事録をクライアントに出せたりとかもします。
弊社は社内会議が多く1日のうち3〜4割は会議にリソース持って行かれてしまうため、議事録をやらなきゃいけないっていうのはすごく精神的な負担がありました。One Minutesを導入してからその負担が軽減されたようです。
「ラクになった」は何よりです!
「One Minutes」多言語精度向上に期待
今後One Minutesに期待することはありますか?
多言語の翻訳機能の精度がもう少し上がるといいなと期待しています。
今、英語の翻訳ツールは別のものを使っているため、One Minutesで文字起こしも翻訳も完結したらレベルが高いというか、より外国人メンバーとのコミュニケーションにいかせるというのはありますね。
あとは言語が増えると嬉しいです。
基本的には英語があれば十分なんですけどね。
フランス語は実はもう実装されていて、次はアラビア語も使えるようになるんです!
いいですね、期待しています!
日本語機能についてのご要望はありますか?
学習機能で、精度がどんどん上がると嬉しいです。
贅沢な要望ですけど。
いえ、貴重なご意見ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします。
本日はありがとうございました!
ありがとうございました。
『One Minutes(ワンミニッツ)』は議事録から組織の働き方を変えていきます。
お気軽にお問合せください。
進化するOne Minutesを本年もどうぞ、よろしくお願いします。